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「日本で働く」心構えをもちましょう

日本企業の風習についていけるか、しっかり考えましょう。企業が留学生の人材を求めているといっても、自分が妥協しなくてはならないことも出てきます。会社に貢献する人材か？社会人としての常識はあるか？仕事に必要な日本語レベルか？日本企業がシビアに留学生を判断することを知っておきましょう。

就活に関する情報収集法を知りましょう

求人情報はウェブサイト、紙媒体、企業のホームページ、大学のキャリアセンター（就職部）が主な情報源となるでしょう。就活に関する不安が出てきたら、キャリアセンターの職員が相談に乗ってくれます。また、ゼミの先生や先輩に相談してみることも大切です。

日本の就活の流れを知りましょう

日本の就活はかなり早くから始まります。何もしないでいたら、周りの人は内定をもらっていた、ということも珍しくありません。就職する前年の８月頃には内定が出始めます。その約１年前の６月頃には自分について考える自己分析を始めましょう。その後、企業エントリー、説明会、試験、面接、採用と続きます。就職する約二年前から就活は始まります。

業界・職種・企業を選びましょう

自己分析をして、得意なこと、やりたいことが見えてきたら、興味のある業界・職種・企業を探しましょう。企業が見つかったら、さらに調べましょう。その企業が留学生のインターンシップを行っていたら、チャンスです。どんな企業か知ることができるだけでなく、日本語能力の上達にもなります。

日本企業と接する際のマナーについて勉強しましょう

マナーも重要な採用ポイントです。留学生でも日本のマナーは必須です。電話、メール、企業訪問、面接の際のマナーを勉強しましょう。友達とやりとりの練習をしましょう。そうすることで、確実に身につけることができます。緊張すると、できなくることがあります。練習はできるだけ多く行うことをオススメします。

セミナー・会社説明会に参加しましょう

事業内容や仕事内容、やりがい、雰囲気、採用方法を知るチャンスです。積極的に参加しましょう。指定がない場合は、スーツを着用します。また、遅刻は厳禁です。開催時期、参加方法などは、開催企業のホームページをチェックしましょう。セミナー、会社説明会へ参加をしないと、選考を受けられない場合もあります。

履歴書・エントリーシートを準備しましょう

企業に自分の価値をアピールするためのものです。書いた内容は面接でも使います。留学生と企業の求めていることに共通点は多いと言われています。伝え方さえ間違えなければ、採用に近づきます。何が求められていて、自分は何ができるのか。しっかり考えて書きましょう。

面接・採用試験対策をしましょう

採用のための面接は平均３回行われます。個人面接、集団面接、グループディスカッションと企業によって異なります。試験もその企業特有の試験、SPI形式、など企業によって異なります。どのような面接、試験が行われるのか調べましょう。もしその会社に先輩がいるなら、その先輩に聞いてみることをオススメします。

内定から入社までの流れを理解しましょう

「内定」とは、企業が留学生のあなたを「採用したい」という意思表示です。「内定」をもらったら、入社の意思決定をし、企業に伝えます。複数の会社から「内定」をもらった場合、行く企業を決めます。辞退する企業には、失礼がないように丁寧に辞退の意思を伝えてください。入社前に研修がある企業もあります。スケジュールを確認しましょう。

在留資格を変更しましょう

いよいよ、働く企業が決まったら、在留資格を変更してください。現在の「留学」から「就労が認められる在留資格」への変更が必要となります。在留資格が変更されていないと、せっかく採用されても働けないので注意です！